ありがとう、ひろしまジン大学！

10周年、おめでとうございます！ 開校前の「オープンキャンパス」で先生として参加させてもらい、学生の皆さんとライブサーキット「MUSIC CUBE 10」のストリートスナップをしたのがもう10年前のことだなんて。

いつの間にそんなに時間が経ったんだ、とびっくりしちゃいますね。

これをきっかけに、TJHiroshimaとひろしまジン大学で、いろんな授業をさせてもらいました。

書店員さんと一緒に本屋さんで選書してみる授業。書く仕事の人が集まってのトークイベント。十日市のゆるキャラを考える授業。新広島人の方に広島のことを教える授業。本誌のパン特集と連動したマルシェイベント。どれも楽しかったな～。

ふだん、月刊の、しかも紙の雑誌という化石のようなメディアで仕事をしている私ですが、個人的に大事にしたいと思っていることが、「街にはみだす」ということです。紙の上に載せる情報のためのやりとりだけじゃなくて、街の人と実際関わっていくことがすごく大事だなあと。

この先にどんな未来が待ち受けているのかまったく予想もつかない世の中になってきましたが、やっぱり大切なのって、人と人とが、オンラインだろうがリアルにだろうが、関りをもってなにかを動かしていくということで、その関りの「質の良さ」みたいなものは、これからもっと問われていくだろうと思います。そして、ひろしまジン大学の皆さんが積み重ねてきた、街の人との嘘のない関わりは、きっと大きな力になってくるのではないかとも。

これからも応援しとりますけえ（突然の広島弁）。 そして、また何か一緒にできると嬉しいです。