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AEDって知っとる?~命を救うあなたの一歩~

2012/02/18

 

AEDをもっと身近に。


皆さん、AEDって聞いたことありますか??
AEDは、Automated(自動)External(体外式)Defibrillator(除細動器)の略。私は、聞いたことはあり、興味はありましたが、見たことも使い方もわからなかったので、今回の授業を楽しみにしていました。

さて、肝心の授業ですが、今日のジン大の授業はいつもの授業と違う点がなんと、3つもありました。
まず1つめは、雪の日の授業ということ。それも、チラホラではなくて、吹雪に近い雪模様。2つめは、教えてくださる先生が、大学の学生さんということ。広島の医療系の大学生が有志で集まった「HALS」の方々が先生でした。そして、3つめは、ジン大の学生さんよりも、教えてくださる先生の人数の方が多いこと。これは、HALSの方々が大勢いらっしゃったこと、また、雪のために来られなくなってしまったジン大の学生さんもいらっしゃったため、このような構図が出来てしまいました。

授業は、HALSの代表・湊さん(国家試験に受かれば晴れて研修医!)の熱い講義から始まりました。
HALSの目指すところは、たくさんの人がもっと身近にAEDを使えるような街になるように、蘇生の輪を広げていきたいということ。

心肺停止の状態になってから、AEDを使うまでの時間が短ければ短いほど、のちの死亡率は減少するのだそうです。広島県における、AEDの設置台数は2776台(平成20年)、東京都では約3万台。スーパーや商業施設でも見かけますが、実は、設置義務がある訳ではなく、その施設が自助で置いてあるものなんだそうです。

実際のAEDの使い方は、一度スライドを見てから、ともかくも、実践という形式に。2人のジン大の学生さんに2人のHALSの方々が担当して、色々細かく指導して頂きながら、本格的な実践となりました。

倒れている人を見かけたら、まず①安全確認です。車が頻繁に通るところであれば、安全な場所に移動するようにします。そして、②感染防護。もしかしたら、倒れている人は血まみれ、あるいは嘔吐物まみれかも知れないので、自分の身を守るためにも、ビニール袋などで自分の手を保護します。そして、このとき、もし周りに人が入れば、③-1、119番通報、③-2、応援をたくさん呼んでもらう、③-3、「AEDお願いします。」ということを頼みます。④は、大きな声でその人の両肩を叩きながら「大丈夫ですか?」と声を掛けます。これは、意識の確認の意味もあり、意識がある場合はこのときに目を覚まされることが多いからだそうです。そして、意識がなかったときは、⑤胸骨圧迫を開始します。いわゆる心臓マッサージのことです。胸骨圧迫は、胸の中心部分を5センチ以上沈むように強く押して、戻すようにします。これを「アンパンマン」のリズムで1分間に100回以上行います。

この流れを何度か体験し、また本番さながらに、人形ではなく生身の人を相手に応急措置をするなどの実践を数回繰り返し、クイズ形式による復習を行ってワークショップは終了。

「ここで訓練しても、実際の現場に立ち会うとどうしても躊躇したり、見なかった振りをしたくなったりするのが正直なところだと思います。でもあなたの一歩がその人の命を救う可能性があるということを忘れないでください。逆に言うと、あなたが助けなければ、その人は亡くなるかもしれません。一歩を踏み出す勇気を持って!」という湊先生の熱く強い想いで、今回の授業は終わりました。

授業を終えられたジン大生の皆さんは、とても充実した授業でしたとおっしゃっていました。
私も、こういう講習が、日々色んなところで頻繁に行われるようになり、少しでも、助かることが出来るはずの命が、当然に助かるようになるといいなと思いました。

今回の授業では、HALSの皆さんが手作りで作成されたBLSのマニュアルテキストをお土産として頂きました。私の町内会、職場、イベントでぜひ講習会を!という方は、HALSまで連絡頂けると、出張講座を開いてくださるようです。みんなで安心、安全な広島の街づくりに取り組んで行きたいですね。


(ひろしまジン大学 サポートスタッフ 古本幸穂)

 

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<授業詳細>

2012年02月18日(土) 13時30分 ~ 16時30分    教室:広島大学 霞キャンパス スキルラボ

 

質問です!

もしも、目の前で人が倒れた時、あなたは正しく行動できますか?
何より、その人を助けるための一歩が踏み出せますか?

緊急事態は、いつでも、どこでも、誰にでも起こりうるもの。
その時、そばにいたあなたが的確な対処を行えるかどうかで、その人の蘇生率は大きく変わります。

もし、倒れたのが自分の大切な人だったら、きっと何かをしたいと思うはずです。
そして自分が倒れた時、適切な処置を知っている人にそばにいて欲しいと思うはずです。 

今回の授業では、
病院の外での心肺蘇生法の重要性と、一歩を踏み出す勇気の大切さ。
そして、心臓が止まった時にとても効果的な役割を果たすAED(自動体外式除細動器)の扱い方について学びます。

先生は広島県内の医療系学生を中心としたサークルHALSのみなさん。
医療を真面目に面白く伝えるため、精力的に活動している団体です。

10代~20代を中心とした現役大学生たちがフレッシュなパワーで
楽しく真剣に心肺蘇生法をレクチャーしてくれます。

医療に関わるお医者さんや看護師さんは、病院で待っていることしかできません。
少しでも患者さんが良い状態で運ばれてくることを願いながら。

この街のみんなが、一次的な救命措置について知り、一歩踏み出して
誰かを助ける勇気を持てたら…。

広島がまた一つ安心、安全な街になるのではないでしょうか。

この授業で、正しい救命措置の方法と実行する勇気を手に入れましょう!


【授業の流れ】
13:00 受付開始
13:30 授業開始
 1.座学(基本的な心肺蘇生法/AEDについての概論、普及の状況等)
 2.グループ別にAEDの使い方ワークショップ
16:00 振り返り
16:30 授業終了・ 記念撮影・アンケート記入

【集合場所】
広島大学 霞キャンパス(医学部) スキルラボ
住所:広島県広島市南区霞1丁目2-3

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【交通手段】
お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。


(授業コーディネーター 平尾順平)

 

 <先生>

HALS~Hiroshima Activities for Life Support~のみなさん / 医療系学生サークル

主に広島県内の医療系学生を中心としたメンバーで、心肺蘇生法を学び、発信していくサークル。 医学生=真面目、医療=病院で行うもの、という固定観念を打破しすることが最大の目的。医学生も医療も面白いんです。病院外で必要な医療、一般の方々と医療者の繋がりを広めるべく、精力的に活動中。 website:HALSホームページ

 

<教室>

広島大学 霞キャンパス スキルラボ

住所:広島市南区霞1丁目2-3
アクセス:広島バス・広電バスで「広島大学病院」もしくは「広島大学病病院入口」のバス停で下車
 

霞キャンパスは広島大学病院と同じ敷地内にあり、普段は医歯薬学部の学生が学んでいます。当日使う教室は、心肺蘇生法を学ぶための機器、それ以外にも珍しいものがたくさんあります(お手は触れずに!)霞キャンパスの学生でも、在学中足を踏み入れない人も多い、秘密の教室です。

Website:広島大学霞キャンパス

※アクセス 霞キャンパスへのアクセス

 

 

 

カテゴリ:【医療 / 防災】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :40人

参加対象:当日、風邪などひいておられない方。 未経験の方、歓迎です! 

 

 

 

 

 

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