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あなたも“ひろしま いのちのサポーター” 〜コミュニケーションの大切さ〜

2012/04/07

 

あなたも“ひろしま いのちのサポーター”~コミュニケーションの大切さ~


広島県の自殺防止キャンペーン『ひろしま いのちのサポーター』。

CMやポスターなどで、広島で活躍している著名な方々が、この活動について呼びかけている姿を目にした方も多いことでしょう。

今回の授業では、『いのちのサポーター』に任命されている、フリーパーソナリティの桑原しおりさんと土手香那子さんを講師にお迎えして、活動を通して得たことや、これまでの経験をもとにしたコミュニケーションの進め方についてのお話を伺いました。

会場は草津にある築80年の古民家。かつて日本の家族が和気藹々と団欒を楽しんでいたような古民家の雰囲気を味わってもらおうと、この家に白羽の矢が立ちました。受付を済ませた参加者たちは、ふすまに畳張り、屋根は瓦葺という典型的な日本家屋を、
懐かしさと新鮮さが綯い交ぜになった面持ちで見回していました。

13時30分になり、畳の部屋に敷き詰められた座布団に一同着席。やはりサポーターに任命されている、コーディネーターのキムラミチタさんの呼びかけのもと、まるで公開生放送のように、桑原さんと土手さんがふすまの向こうから登場。
いよいよ授業開始です。

まずは紙に、自分の名前と今日の参加理由や意気込みを記入し、それを掲げながら自己紹介。その中で、2月に桑原さんが司会として出演された『ゲートキーパー研修会』への参加者が、この場に3名いたことが判明し、何の繋がりもなかった人々が同じ会場にいたということで、不思議な一体感を覚えました。

二人が『いのちのサポーター』を引き受けたきっかけは、「自分がやっていいのかと不安だったけれど、こういった問題をあえて重く捉えすぎず、ラジオ番組で取り上げたり、日常生活の中で話される機会になれば・・・」と桑原さんは話してくれました。また、土手さんは「ちょうど妊娠していた時期で、自分が宿した命の誕生の楽しみと命の大切さを実感したこと」が、大きな後押しになったそうです。 

ここで、先生への質疑応答タイム。この授業はコミュニケーションが題材なので、隣同士の学生がペアで質問を考えました。テレビやラジオ番組の制作話やインタビューの裏話など、自由な質問にひとつひとつ笑顔を交えて真剣に答える和やかなムード。

意外なことに、もともとお2人とも人見知りな性格で、TVに出演するようになってもインタビューが苦手だったと告白。それでも人に会うことは大好きなので、徐々に「しゃべる」ことに慣れていったとのことです。

授業の後半では、桑原さんと土手さんの2グループに分かれて、それぞれ悩みを3つずつ書いた紙をチームで交換。隣グループの悩みにどのように答えるか?という作業に取り組みました。

お題を考える時も答える時にも、相手に分かるように文章を組み立てたり、抽象的な部分には自分なりの解釈を加えた回答をしたり、
黙っている人にも話すきっかけを与えるようにとのアドバイスを受けながら、グループごとに導き出した「答え」を発表しました。

悩みに対する捉え方や答え方は人それぞれなので、決して正解はありませんが、相手と悩みを共有することは大きな一歩です。今回の授業がきっかけで、人に対して優しくなり、一人ひとりが誰かにとっての『サポーター』になるきっかけになれば…と、授業は幕を閉じました。

今回の授業ではデリケートなテーマを扱いましたが、パーソナリティとして活躍するお三方の裏話を笑いを交えてお聞きした後、普段公言できないような悩みを打ち明けてくださった方が何人もおられ、開催は有意義であったとスタッフ一同ホッとしています。

皆さんも、家族や友人など大切な人にとっての『いのちのサポーター』になってみませんか。相手の気持ちに少しでも寄り添うことで、
傷ついた心は救われ、やがてその輪は大きな笑顔を生み出すことでしょう。


(ひろしまジン大学サポートスタッフ  伊澤志保子)

 

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<授業詳細>

2012年04月07日(土) 13時30分 ~ 16時00分   

教室:大田設計事務所 KUSATSU事務所

 

『ひろしま いのちのサポーター』という活動をご存知ですか?

『ひろしま いのちのサポーター』とは、広島県の自殺防止キャンペーン。
自殺を決して他人事ではなく、私たちにとって身近な問題として、
あなたの周りの人が“いつもと違う”ときに、まず声をかけてみようという活動です。

本人だけでなく家族や周りの人々に大きな悲しみをもたらす自殺。
広島県内でも、毎年およそ600人の方が亡くなっています。
相談出来る人、気持ちをわかってあげられる人が側にいれば思いとどまることもあるはず。
そう、大切なのはコミュニケーションです。

この『ひろしま いのちのサポーター』には、
テレビやラジオで活躍する広島ゆかりのパーソナリティが先導役に任命されています。
CMやニュースなどで観たことのある方もいらっしゃるのでは?

日々、たくさんの人と出会うパーソナリティの皆さんは、
コミュニケーションのプロといえるでしょう。

そこで今回は、先導役パーソナリティの中から、
特別に桑原しおりさん、土手香那子さんを先生に迎えて、コミュニケーションについて学びます。

『ひろしま いのちのサポーター』の活動から得たお話を中心に、
インタビューやレポーター、番組企画などの体験談をもとにした
会話の進め方や、コミュニケーションのテクニックを教えて頂きます。

「人と話をするのが、どうも苦手なんです」
「思っていることを上手く伝えられません」

そんな方のヒントになるお話を、たくさん聞くことが出来るでしょう。

またグループワークでは、
先生も学生の皆さんと同じ目線で、
『自殺予防』や『いのち」について一緒に考えていきます。
普段、目をそらしがちな問題だからこそ
語り合うことで何かが見えてくるはずです。

教室は草津にある築80年の町家をお借りしました。
畳の上で、古き良き時代の家族の様に、ゆっくりと暖かなコミュニケーションをしましょう。

サインに気づき、つなぎ、見守ることで、大切ないのちをきっと守ることができるはずです。
特別な知識や資格はいりません。
大切な人のいのちを守りたいと思い、行動すれば、誰もが“いのちのサポーター”です。

この授業を通してコミュニケーションを学びながら、
『いのち』について考えるきっかけとなる時間を一緒に過ごしませんか?


【授業の流れ】
13:00 受付開始
13:30 授業開始 座学
    ・ひろしま いのちのサポーターについて
    ・コミュニケーションについて
14:30 グループワーク
    ・『いのち』について考えよう
15:20 グループ発表
15:30 記念撮影・レポート提出
16:00 授業終了

【集合場所】
大田設計事務所
(広島市西区草津南2丁目8-6)

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【交通手段】
教室は、広島電鉄 草津南駅から徒歩5分です。
なるべく電車、バスなど公共機関をご利用下さい。
お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。
(教室の前にコインパーキングがあります)


(授業コーディネーター キムラミチタ)


※この授業は『ひろしま いのちのサポーター』との共催です。

 

 <先生>

桑原しおり / フリーパーソナリティー

1972年、広島市生まれ。 幼い頃からテレビが大好きでアナウンサーに憧れを持つ。 広島女学院大学文学部日本文学科を卒業後、中国放送(RCC)に入社。 13年間、アナウンサーとしてニュース、ワイド、バラエティーなど、 幅広くテレビやラジオに出演。 現在はフリーとなり、RCCラジオを中心にテレビ、司会、講演などで活躍中。広島市在住。

 

 

 

 

 

土手香那子 / フリーパーソナリティー

1978年5月14日広島生まれ。 広島女学院大学在学中から、RCCの深夜番組「ken-jin」のアシスタントを8年務める。 2003年には、フラワークィーンを務めたり、写真集、DVDなども出版。 その後、テレビ、ラジオ、イベントやブライダルの司会など幅広く活動。 昨年末に出産し、現在一児のママとして育児に奮闘中。

 

 

 

 

 

<教室>

大田設計事務所 KUSATSU事務所

住所:広島市西区草津南2丁目8-6 
広島電鉄(路面電車):広島電鉄宮島線・「草津南」駅下車、徒歩5分。
 

広島在住で活躍する建築家・大田一朗さんの設計事務所。
築80年の古民家を事務所にされています。
草津は古くからの港町であり、江戸時代には西国街道の宿場町(間宿)としても繁栄しました。
港町だった面影を残す草津の民家は「草津町家」とも呼ばれています。

■大田設計事務所website >>>

 

 

 

カテゴリ:【社会】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :10人

参加対象:どなたでも

 

 

 

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