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触って!叩いて!打ってみよう!~奥深き和太鼓の世界入門編~

2012/09/29

 

和太鼓の世界に和文化の美と心をみる


『和太鼓』って、元来日本の楽器だと思ってました。
でも実際は飛鳥時代に仏教とともに中国から伝わったものが原型なんです。
その後、雅楽・能楽・歌舞伎などの発展とともに美術的、構造的工夫が加えられて江戸時代に
ほぼ現在の形になったそうです。

太鼓は2本のバチがあれば、誰でも簡単に音が出せる楽器です。
ですが、今回の授業タイトルは『奥深き和太鼓の世界入門編』です。
まず和太鼓についての基礎知識を学び、そして魅せる和太鼓の打ち方を習得し、最終的には
学生全員が気持ちを一つにして『ひろしまジン大学オリジナル和太鼓曲』を演奏することが目標です。

会場は、東広島中央生涯学習センター内の大ホールです。
屋内に限れば、おそらくこれまでの授業の中で最も広い教室だったと思います。
そして先生は、東広島次郎丸太鼓の大田隆文さんです。
次郎丸太鼓は、東広島市の象徴文化となるべく1979年に誕生し、今年33年目を迎えます。
今では年間約30回の公演等ご活躍されています。
『次郎丸』という名前は、江戸時代に東広島市が四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えていたことに由来します。

初めに、東広島次郎丸太鼓の演奏を鑑賞させていただきました。
一糸乱れぬ力強い和太鼓の音色が、強く心に響きます…ふつう音は耳から入ってくるんですが、
和太鼓の音は、全身の皮膚から体内に入ってくる感覚で感動しました。


そしてここからは和太鼓の基礎知識編です。
和太鼓は大きく分けると2種類あります。

ひとつは、長胴太鼓(宮太鼓)。
木をくりぬいた胴に革を張り、鋲(びょう)で打ちとめた太鼓。
素材には、反響が大きく良い音が出る欅(けやき)などの硬い木が使われます。

もうひとつは、附締太鼓。
くりぬいた木、または板状の木材を数枚組み合わせ桶状にした胴に革をあてボルト、または
調緒(しらべお)と呼ばれるロープで締め上げた太鼓。
なかでも特に桶に革を張ったものを桶胴太鼓と呼びます。
素材には、高い音を出すため檜(ひのき)などの軽い木が使われ、音が調整できるのが特徴です。

ひとえに和太鼓といっても、その素材や構造は全く異なるものなんです。


次はいよいよ和太鼓実践編です。
ストレッチを終え、長胴太鼓・桶胴太鼓それぞれに分かれて、「基礎打ち」を学んでいきます。
魅せる打ち方の基本は、手首から操られてる人形のように打つこと。そして叩いた時に音が
太鼓の下に抜けるイメージだそうです。
慣れない姿勢のなか、初めは戸惑い気味だった学生もコツをつかんできて、だんだんいい音が
出るようになってきました。

次に基礎リズムを学んでいきます。
四分音符、八分音符、十六分音符…だんだんリズムが早くなるにつれて、打つ手の左右が
こんがらがってきます。
それでも何度も繰り返し練習しているうちに学生全員の音が徐々に揃ってきました。

ここで先生から演奏するオリジナル和太鼓曲『DASH'』の楽譜が配られました。

ここからは休憩することも忘れてひたすら「曲打ち」の練習です。
初めてにしては少し難易度の高い曲でしたが、それでも目標達成に向けてみんなで力を合わせて
頑張りました。 そして本番も何とか最後まで演奏することができました。


オーケストラなどと比べて指揮者のいない和太鼓は、お互いの心を推し量り、言葉や形に表さず
コミュニケーションをとることが大切だそうです。
個人主義よりも集団の和を重んじる日本古来の和文化が成せる技だと強く感じました。

(ひろしまジン大学 サポートスタッフ レポート 鹿渡成樹)
(ひろしまジン大学 サポートスタッフ 写真 岩見暢浩)

 

 

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<授業詳細>

2012年09月29日(土) 14時00分 ~ 17時00分   

教室:東広島市中央生涯学習センター 大ホール

 

 

何も言わずに、まずは下の画像をクリックしてください!

 

 
一糸乱れぬ勇猛な和太鼓の音色
熱く 激しく 弾ける鼓動 passion BEAT!

和文化の良さが見直されている昨今、
和太鼓もまた日本各地でたくさんのチームが誕生しています。

東広島次郎丸太鼓は1979年創設。
酒都西条の象徴"酒樽"を、太鼓と共に勇壮に打ち鳴らす
東広島市の郷土芸能、文化の顔として活動しています。

2本のバチがあれば誰でも簡単に音が出せる和太鼓。
この授業では『魅せる和太鼓、アンサンブルとしての和太鼓』の打ち方を体験していただきます。

和文化の良さはお互いを思いやる気持ち、解り合おうとする心。
その心を和太鼓に、どう取り入れどう表現するのか?

「ただ力任せにバチを振り下ろせばOK!」
というわけではない和太鼓の奥深さを
感じていただきたいと思います。

老若男女、経験者はもちろん、初体験の方や親子連れも気軽に参加してください。

実際に和太鼓に触り、叩き、打ちまくって
日頃のストレスをも発散させる力いっぱいの打ち込み、
太鼓の音に負けない発声。

そして授業の最後には
『ひろしまジン大学オリジナルの和太鼓曲』を完成&演奏することを目指します。

学生みんなで、気持ちを一つにし、汗をかき、完成したあかつきに
多くのことを学べるはず!!
奥深き和太鼓の世界に足を踏み入れてみませんか?


【授業の流れ】
13:30 受付開始
14:00 授業開始 東広島次郎丸太鼓演奏を鑑賞
14:15 座学 和太鼓の基礎知識
14:30 体験 ストレッチ~基礎リズム練習
15:00 曲打ち練習
16:30 発表、レポート記入・記念撮影
17:00 授業終了

【集合場所】
東広島市中央生涯学習センター(旧中央公民館)前
(東広島市西条栄町7-48)
JR山陽本線「西条駅」から徒歩5分 セブンイレブンの隣 

【持ち物】
当日はジャージ、トレーナーなど動きやすい恰好でお越しください。
※会場に着替える場所はございます。

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【交通手段】
お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。

【当日連絡先】
070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局)
※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。

(授業コーディネーター 三上亮)

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※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。
ご希望の方はお申込画面へお進みください。
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<先生>

大田隆文 / 東広島次郎丸太鼓 打ち手

1990年東広島次郎丸太鼓保存会入会。 次郎丸太鼓のメンバーとして年間30回前後のステージ演奏を行う傍ら、オリジナル曲の作曲をしています。 また県内の小学校、保育園などに創作和太鼓曲の作曲指導や、イベント企画での他団体との共演に於いて楽曲のアレンジなども行っています。 <楽曲提供&指導> 東広島市/入野小学校・東西条小学校・八本松小学校、呉市/川尻小学校・下蒲刈小学校、サムエル西条保育園 入野篁太鼓保存会など。 <共演楽曲アレンジ> 呉市ヨサコイソーラン/YAMATOくれびと、白南風の頃に/広島大学邦楽部(2010年酒まつり)、あばれ太鼓/藤千春チャリティーコンサートなど。

 

<教室>

東広島市中央生涯学習センター 大ホール

住所:東広島市西条栄町7-48
JR山陽本線「西条駅」から徒歩5分 セブンイレブンの隣 
 

かつては『中央公民館』として、市民の文化交流の場としてその役割を担って来ました。現在では「東広島市中央生涯学習センター」と名称をかえてその役割を継承しています。今年の6月にも40団体1000名以上が出場した「ひがしひろし音楽祭」などこれからも、その役割が期待されます。

 

 

 

カテゴリ:【文化】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :15人

参加対象:どなたでも

 

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