広島のモノづくり・デザイン発信力

『made in HIROSHIMA』

今回の授業で、ラジオ番組「勝手にトークひろしま」でお世話になった3社が再会。広島でのモノづくりについて熱く語っていただきました。 冒頭は、「信念」というテーマではじまりました。3社とも長い歴史があり、それぞれのブランドイメージも強い。そんな企業の信念・理念とはどんなものでしょうか。 広島を代表する企業の一つ、マツダ株式会社。デザイン本部・チーフデザイナーの田畑高司さんは、「信念=ブランディング」として捉えられていたと思います。ブランディングというと、現代では当たり前に使われるデザイン手法ですが、大企業となると、この概念の形成にはたいへんな労力が必要だったのではと想像します。また田畑さんから伺ったエピソードで印象的だったのが、MAZDAのブランディングを社外の人から聞いたとき「社員の誰に聞いても、同じ言葉(概念)で話されている」というお話。長い企業活動の中でMAZDAの信念やブランドといったものが、いかに広く社員に浸透しているか、ということを感じることができました。 湯来町を拠点に活動する、株式会社マルニ木工。木材港や宮島彫りなど木材にゆかりのある廿日市市北部に位置しています。ブランド戦略等に携わっている企画部部長の土井康義さんは、「工芸の工業化」というキーワードを起点に、老舗家具メーカー