ジンとりっぷ ~薫風さやけし天上の楽園 八幡湿原へ~

爽やかな風が吹く”八幡湿原“へトリップ‼

 連日30度超えの広島市内を飛び出して、爽やかな風が吹く”八幡湿原“へトリップしてきました。北広島町芸北にある目的地までは車で約1時間半。到着して、背伸びをすると体いっぱいに爽やかな空気が満ちてきます。今回の授業の先生は、芸北トレッキングガイドの会の足利和英さん。安佐動物公園で長年勤めた後、生まれ育った芸北でガイドとして活動されています。冗談を交えながらの軽快なトークと豊富な知識が魅力の先生です。  『高原の自然館』に隣接する、茅葺屋根の古民家「山麓庵」の縁側に腰掛けて、授業はスタート。まずは八幡湿原の概要や歩く際の注意点などのレクチャーを受けました。簡単なストレッチをしてからトレッキング開始。道中、クイズ形式で植物の解説を聞きながら、木立ちの中をのんびり歩いていきます。  ここで質問。お正月明けに食べる春の七草は有名ですが、秋の七草を全部言えますか? 教えてもらった簡単な覚え方を紹介します!覚え方は「お好きな服は?」。オミナエシ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギの7つそれぞれの頭文字を取って「オスキナフクハ」と覚えるそうですよ。  木立ちを抜けると、気持ちの良い開けた草原へ出ました。「おーいの丘」と呼ばれる場所で、大きな声で叫ぶと、山に反響して聞こえるということでその名前がついたそう。ひとしきり、日ごろの鬱憤(?)をはらすべく大きな声を出すと、自然と笑顔がこぼれます。  丘を下り、「水口谷(むなくとだに)湿原」へ。こちらは高低差のある湿原に木道が通っているのが特徴。キンミズヒキやゲンノショウコ、オカトラノオ、トモエソウ、ビッチュウフウロ、ヒヨドリバナ、ノリウツギといった可愛い花がたくさん咲いていました。一旦道路に出て、次に向かったのが「霧ヶ谷湿原」。開発などにより減少していた湿原を自然再生事業や地域の方の整備で保全している場所です。こちらは先ほどの「水口谷湿原」に比べると高い樹が少ないのがわかります。定期的に草を刈るなどして湿原を維持し、湿地性植物や生き物を守っているそうです。  約1時間半程度のトレッキングを終え、参加した学生からは「広島市内から2時間もかからないところにこんな場所があるなんて知らなかった、また訪れたい」「リフレッシュできた、月曜日からの仕事をがんばれる」などの感想が。最後に先生からオリジナルの「八幡湿原トレッキング証明書」を一人ずついただき、授業は終了。終わった後もお昼ご飯を食べたりアイスを食べたりしてのんびりくつろいで、高原の休日を満喫してきました。 ■レポート/古川 智恵美 ■写真/藤本 寛子・久我 遥

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2016年07月30日(土) 10時00分 ~ 12時30分

教室:八幡湿原

「涼しやと風のたよりをたづぬれば 葦繁る辺のかきつばた哉」 都会の喧騒を離れ、瑞々しい緑あふれる高原を爽やかな風が渡っていく・・・ そんな楽園のような場所が、広島県内にあるのを御存知ですか? 広島市内から車で北上し、島根との県境付近に位置する、「八幡湿原」。 八幡湿原は、中国山地に囲まれた標高800mあたりに位置する湿原群の総称。 貴重な湿原植物の宝庫として知られており、そこには多くの鳥たちも飛来してきます。 かつてはこの一帯に多数存在した湿原も今では数を減らしているのですが、 自然再生事業や、地域の方の整備のおかげで、 今回の授業の舞台である水口谷湿原をはじめとする、霧ヶ谷湿原などが残っているのです。 今回の授業ではそんな八幡湿原を、 芸北トレッキングガイドの会所属、足利さんに案内して頂きます! 湿地帯の木道を歩きながら、草原の爽やかな風景を楽しみ、 自然に囲まれた中でお昼ご飯を食べましょう。 高原といっても整備された遊歩道と草原を歩きますので体力に心配は要りません。 自然が好きな方も、都会の喧騒を忘れたい方も、気軽にご参加ください! 【授業の流れ】  9:45 受付開始 10:00 授業開始 ・授業における注意事項、自己紹介など ・八幡湿原の概要説明 10:30 散策開始 ・八幡湿原トレッキング 12:10 高原の自然館戻り ・記念撮影、感想、レポート、自然館見学 12:30 授業終了、お気に入りの場所で昼食(自由参加) 13:30 自由解散 【注意事項】---------------------------------------- ・自然の中を散策するため、虫や蛇などに遭遇する恐れがあります。  あまり露出の少ない恰好でのご参加をおすすめします。 ・山道ではないですが、歩きやすい恰好をおすすめします。 ・夏シーズンですので、熱中症には十分ご留意ください。 ・実費600円(ガイド料、保険代)を頂きます。 ・小雨天決行ですので、雨具をお持ちください。 ・皆で昼食を食べます。ご参加は任意ですので、とられる方は各自昼食の準備をお願い致します。  晴天時には外で、雨天時は高原の自然館内で食べます。 -------------------------------------------------- 【集合場所】 高原の自然館 (広島県山県郡北広島町東八幡原119-1) 【持ち物】 ・トレッキングに適した服装 ・熱中症対策用品(帽子、水分、飴など) ・雨具 ・昼食、レジャーシートなど(希望者のみ) ・虫刺され物品 ・実費600円(ガイド料、保険料) 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 【交通手段】 お車でお越しください。 【当日連絡先】 070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局) ※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。 (授業コーディネーター 三枝 大祐)

<先生>

足利 和英 / 芸北トレッキングガイドの会

高校生の時、カワシンジュガイが芸北に生息することを見つけた。芸北の自宅から通い続けた安佐動物公園を定年退職した後は、積極的に地域活動に取り組んでいる。平成27 年(2015)にガイドした ツアーへの参加者は800 人を越える。トレッキングガイドの会のムードメーカー。

<教室>

八幡湿原

住所:広島県山県郡北広島町東八幡原119-1(高原の自然館)

広島市内から車で北上し、島根との県境付近に位置する、「八幡湿原」。 八幡湿原は、中国山地に囲まれた標高800mあたりに位置する湿原群の総称です。地質の影響で川がせき止められて湖ともいえる水たまりが作られ、それが湿原になったと言われます。その中で八幡湿原は「ヌマガヤ-マアザミ群集」と名付けられた、独自の植生を形成しております。 かつてはこの一帯に多数存在した湿原も今では数を減らしておりますが、自然再生事業や、地域の方の整備のおかげで、水口谷湿原をはじめとする霧ヶ谷湿原などが残っております。 http://shizenkan.info/

カテゴリ:【生物】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :10人

参加対象:どなたでも

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