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はじめての演劇 ~劇団「Tempa」の舞台裏を見に行こう!~

2015/05/14

 

アツい舞台人に、グッときたぜよ!


ひろしまジン大学初の”演劇”をテーマにした今回の授業。
広島を拠点に活動している劇団「Tempa」さんのご協力のもと、
演劇の魅力に迫ってきました。

教室は公演本番を二日後に控え、準備真っただ中の東区民文化センター・ホール。
授業には「演劇が好きでよく見ている」という人から「今まで一度も演劇を見たことない」という人まで、
10人の学生さんが集まりました。

先生は、劇団「Tempa」の劇団員で、今回の公演『歌姫』の主役、久保幸路さんです。
授業の前半は、久保先生に話を聞きました。

久保先生が演劇をはじめたのは20歳を過ぎてからだといいます。
幼稚園のお遊戯会で演じた「忍者」役の楽しさが忘れられず、社会人になって初めてミュージカルに挑戦。
その後、そのときのつながりがきっかけで演劇と出会い、以後15年間、会社員をしながら、演劇を続けています。

「演劇は普通に演じることが一番難しい」と久保先生。
”椅子に座ってお茶を飲む”という何気ないシーンでも、
初心者がやろうとすると、どうしても違和感が出てしまうのだとか。

そのため、劇団「Tempa」では普段から、筋トレを行っているそうです。
これにより、細かく体を動かすことができ、違和感のない表現ができるといいます。

また、今回の公演『歌姫』の上演時間は、約2時間45分!(途中休憩あり)
セリフを覚えるだけで大変そうですが、役者は役の人物の背景(いつ・どこで生まれたのか?など)を自分たちなりに考え、それを舞台上での動きや立ち位置に反映させていくのだそうです。
稽古は二月から開始し、約四ヶ月間かけて試行錯誤を重ね、本番を迎えるとのこと。
私たちが想像している以上に、体力・集中力が必要な作業だと感じました。

ちなみに、『歌姫』の舞台は高知県。
ということで、役者の皆さんは土佐弁のセリフに挑戦しています。
高知県出身の方に方言指導をしていただいたり、劇団員で高知まで出かけたりしたそうです。
普段の生活の中で土佐弁が出てしまうこともあるという久保先生。
それほど、役に集中して、取り組まれています。


授業の後半は、舞台監督の木村聡さんに、設営中の舞台に上がらせてもらい、セットや舞台機構についてお話いただきました。
ホールという狭い空間の中に、昭和33年という時代と劇中の世界を表現するため、美術セットは細かいところまで工夫がされています。
セットがどのように組まれているかや、舞台の上部・両端(上手・下手)・裏の客席からは見えない部分がどのようなつくりになっているかも見ることができ、
学生の皆さんは興味深く話を聞いていました。
また、PA・照明の操作卓も見学させていただきました。今回の公演では舞台全体が見渡せて、意思疎通もとりやすいため、客席内に設置されています。
演劇には、役者以外にもたくさんのスタッフがおり、みんなが協力してつくりあげているということを感じることができました。

最後に、感想を一人ずつ発表して、授業は終了となりました。
1時間という短い時間でしたが、演劇の魅力がぎゅっとつまった授業となりました。

「趣味ではじめたけれど、もはや趣味をこえている(笑)。」と久保先生。
舞台で演じることの魅力の一つとして
「普段の自分とは違う役を演じることで、新しい感情や新しい自分を発見できる。演劇は自分探し。」
ともおっしゃっていました。

仕事をしながらも、夢中になって演劇に取り組むその姿は輝いて見えました。


演劇の魅力は、”ライヴ”であることにあります。
役者と観客が同じ空間内にいて、
舞台上の演技に、観客が笑いや拍手などで応える。
そのリアクションに、役者が反応する。
そこにはある種のコミュニケーションがあり、
テレビや映画には無い醍醐味といえます。

昭和33年の映画館を舞台にした
笑いあり、涙ありの人間味あふれるあったかいストーリー。
劇団「Tempa」2015年春公演『歌姫』。

本番は、5月16日・17日の二日間。
ぜひ、劇場で体験してみてはいかがでしょうか。


■レポート / 釘本 聖司
■写真 / 小原 真奈

 

 

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<授業詳細>
 

2015年05月14日(木) 19時00分 ~ 20時00分   

教室:広島市立東区民文化センター ホール

 

 

みなさんは、年に何回くらい演劇を見る機会がありますか?
「興味はあるけど、行ったことがない…」

そんな人におススメな今回の授業。
広島を拠点に活動し、
なんと本番を2日後(5月16日(土)・17日(日))に控えている、
劇団Tempaの新作『歌姫』の舞台裏をのぞき見しちゃいましょう☆

今回の先生は、舞台で主役を演じる久保幸路さん。

ギュッと凝縮した1時間授業の中では、
『歌姫』の見どころとともに、
演劇の楽しみ方や、久保さんがなぜ演劇に目覚めたのか、
また舞台準備の様子などを案内して頂きます!!

映画やテレビとは違い、
演劇は客席と役者さんとの距離が近く、
役者さんの表情やしぐさ、舞台の場面展開などを
体全体で感じられるのが醍醐味。

ときには笑い、ときにはほろっとする。
演劇初心者も楽しめる、劇団Tempaの世界に触れてみませんか?


【授業の流れ】
18:30 受付開始
19:00 授業開始
1.挨拶、先生紹介
2.先生のはなし
3.舞台裏を見学
19:50 記念撮影・レポート記入
20:00 授業終了

【集合場所】
東区民文化センター ホール入口

【持ち物】
筆記用具

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【当日連絡先】
070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局)
※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。

(授業コーディネーター 鹿渡 成樹)

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※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。
ご希望の方はお申込画面へお進みください。
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<先生>

久保 幸路 / 会社員/演者

プロフィール、社会人より演劇を始める。電蓄本舗『F』初舞台。 仲間と表現集団 project RENを立ち上げる。2014年から劇団Tempaに参加。現在に至る。趣味はサッカーと山登り、ミミズコンポスト。

 

 

 

 

 

<教室>

広島市立東区民文化センター ホール

住所:広島市東区東蟹屋町10-31
(広島駅から徒歩11分)

 

カテゴリ:【芸術】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :10人

参加対象:どなたでも

 

 

 

 

 

 

 

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