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広島ラーメンのルーツを探る ~聖地は江波にあり!~

2012/09/15

 

広島で生まれ、地元の人々に愛されてきた「広島ラーメン」


嫌いな人はいないんじゃないかな、と思うくらい、みんな大好きなのが「ラーメン」。
今回は我らが「広島ラーメン」のルーツを探ろうということで、TJ Hiroshima編集部の
「ほっけ」こと、広島ラーメン会所属の澤田浩さんを先生にお迎えして授業を行いました。

キャンパスは、広島市中区江波。かき打ち場や工場、昔ながらの町並みがあったり、今でも下町っぽさを残す地域です。そんな江波にある素敵なお店「EBAR」に集合し、授業はスタートです。まずはみんなで好きなラーメンを発表しながらの自己紹介。トンコツや味噌、ココがおいしい!というお店を発表し合ったり、中にはラーメン食べるのは5年振りという方も!

授業は澤田さんによる「広島ラーメン講義」に進みます。さてみなさん、広島ラーメンとは? そう言われてもあまりピンときません。広島ラーメンは、いわゆる中華そばと呼ばれる、中細麺に醤油豚骨のスープ、チャーシュー、ネギ、モヤシが入った、誰からも受け入れられやすい、懐かしい味。細モヤシが入るのが珍しいそうです。醤油豚骨のスープは、醤油が味の決め手のひとつ。広島が九州と関西の中間地点にあるから?
という説もありますが、元祖と言われる「しまい」というお店の創業者が中国人に手ほどきを受け、この味になったとも言われています。そこから「しまい」の親族が作った「すずめ」や「初代・陽気」へと広がって行きました。私はそれぞれのお店の名前は聞いたことがあったのですが、親戚一同が店を出していた事は初めて知り、とても驚きました。

続いて今回訪問する「陽気」「原田製麺」について学んでいきます。「初代・陽気」のご主人から屋台を譲り受け、江波に店を構えたのが故・原宏之さん。屋台の前で笛を持ち、自転車にまたがっている宏之さんの写真(なぜか宏之さんはスーツ姿)を見せてもらい、当時の江波に思いをはせます。自転車でチャルメラを吹きながらこの辺りの注文を取っていたそうです。そして「陽気」をはじめ、「すずめ」「新華園」など老舗の名店に麺を提供し続けている「原田製麺」。当初はうどんを製麺していたそうですが、戦後から中華麺を作り始めたそうです。社長の原田さんのこだわりや人柄、取材時の裏話なども伺い、準備万端です。広島ラーメンについて理解が深まったところで、「原田製麺」へ工場訪問!

今日のために時間を調整して頂き、「陽気」用の麺を切っているところを見せてもらいました。切る前の麺は、ロールに巻きついていて、幅は50センチくらいの紙のようなカタチ。それを機械にセットすると、見慣れた中細麺の姿になってどんどん出てきました。カットされ機械から出てきた麺を手早くすくいとって箱に詰めていく原田社長。
ひとまとまりの重さは手の感覚で覚えていて、多ければパッとはじき、少なければさっと増やす。その作業はさすがプロ!という感じでした。触った感触でその日の麺の出来が分かるそうです。ちなみにこの日の麺は120点!でした。実際に触らせてもらうと、思ったよりしっとりとしていて、モチモチの感触。ひっぱると、プツンと切れます。このとき粉々になるのはダメな麺なんだそう。

そうこうする間に、この日配達する麺が出来上がりました。箱に入った麺を持って、
男性陣は“陽気”に配達へ。残った女性陣は原田社長を囲んでさらにお話を聞かせてもらいました。

いよいよお待ちかねのラーメンを食べに「陽気」へ!到着すると原コトおばあちゃん(御年89歳!)が、陽気の割烹着姿で出迎えてくれました。ラーメンを注文し、出来上がるまで澤田さんとコトおばあちゃんのお話を聞く学生たち。お店ができるまでのお話も、ご本人から聞くと当時の空気なんかも感じ取ることができました。

 

さぁ、広島ラーメン実食!先ほど「原田製麺」で作られたばかりの麺だと思うと、とても感慨深い感じがします。久しぶりに広島ラーメンを食べてみると、こんなに優しい味だったっけ?と、広島ラーメンのおいしさを再確認! やっぱりこの味だね! ほとんど全員スープまで飲み干し完食!

最後にお店の前でコトおばあちゃんを囲んで写真撮影。お店を出た後も、私たちが見えなくなるまで見送ってくれていたコトおばあちゃんの優しさに心を打たれました。

広島で生まれ、地元の人々に愛されてきた「広島ラーメン」。これからも「広島ラーメン」を支え、味を守ってきてくれた方たちのことを忘れず、残していきたいなぁ、と思いました。みなさんもぜひ、「広島ラーメン」食べに行ってみてくださいね!

 


(レポート|ひろしまジン大学サポートスタッフ ミウラリノ)
(写真|ひろしまジン大学サポートスタッフ 岩見暢浩)

 

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<授業詳細>
2012年09月15日(土) 14時00分 ~ 16時40分   

教室:EBAR

 

 

地域性が出る食べ物の代表格といえば「ラーメン」ですよね。

広島人にとってラーメンといえば…
醤油豚骨スープにつるつる中細麺、モヤシにネギに…そう、あの味です。
ではその広島ラーメン、いつ頃始まり、なぜにあの味になったのか…?

意外と知らない地元の食文化を再発見する授業を開催します。

講師は、広島ラーメン会の澤田浩さん。
キャンパスは広島ラーメンの「聖地」(と今回勝手に認定した)、広島市中区“江波”。

昭和33年創業、広島で知らない人はいない老舗のラーメン店『陽気』で、
名物おばあちゃんにお話を聞かせていただいたり、
『陽気』『すずめ』などに麺を提供している
『原田製麺』の麺づくりの現場を訪れたりと、
広島ラーメンの“ルーツ”に迫る1日になること間違いなし。

普段何気なく食べているラーメンの歴史を知ることで
さらに広島ラーメンを好きになるはずです!!

広島の食は、「お好み焼き」だけじゃナイんじゃけぇ!

 

 

■原田製麺
「陽気」「すずめ」「新華園」など、広島を代表する名店に麺を提供する老舗製麺所。
原田製麺>>>

 

 

 

 

■陽気
広島一有名と言っても過言ではない、広島ラーメンの代表格。メニューは中華そばのみ。
 

 

 

 

 

 

 

 

 


【授業の流れ】
13:30 受付開始
14:00 授業開始 @EBAR
1.座学
2.ディスカッション
15:15 麺づくり見学 @原田製麺 
15:50 広島ラーメン食事会 @陽気
16:30 記念撮影・レポート記入
16:40 授業終了

※陽気での食事代600円が必要です。

【集合場所】 EBAR(エバー)
広島市中区江波西2-33-13
(バス 広電江波行き「江波栄町」下車 降りて南へ50M)

【持ち物】
陽気での食事代600円

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【当日連絡先】
070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局)
※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。

(授業コーディネーター キクイヒロシ)

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※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。
ご希望の方はお申込画面へお進みください。
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<先生>

澤田浩 / TJ編集部

ラーメン大好きスポーツ選手たちを中心にした「広島ラーメン会」に所属する編集者。2003年に発売したTJ別冊『仁義あり、麺々』の編集も行う。ラーメンと同じくらい、サンフレッチェ広島を愛する男。

 

 

 

 

 

 

 

<教室>

EBAR

住所:広島市中区江波西2-33-13
 

江波山気象館のふもと、「陽気」にもほど近い、江波随一のオシャレスポット。珈琲と古本とお酒が楽しめます。

 

 

 

カテゴリ:【食】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :10人

参加対象:どなたでも

 

 

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