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​お知らせ

“SUP”リバークルーズ ~街の水面で体験する、ネイチャー&フィットネス~

川の上から見る景色、新しい発見

スタンドアップパドルボード。略して「SUP(サップ)」とも呼ばれています。 ボードの上に立ってパドルで漕ぐ、新しい水上アクティビティを体験しました。 今回の先生は、サーフィンやスノーボードをはじめ、 自然のなかでの遊びを提案するプロショップ『MAGICISLAND』の西川隆治さん。 まずは店内のカフェを会場に、SUPがどんなものなのか教えてもらいました。 ハワイで発祥したSUPはもともと交通手段で、ワイキキやマイアミなどのリゾート地、 また、ベニスやアムステルダムなど、水上交通が盛んな都市でも人気なのだとか。 そして、ここ広島市は、それらに匹敵するぐらいSUPに向いている環境なんだそうです! というのも、世界的に都市部に広大な三角州を持ち、多くの川が分岐している地形は稀なのです。 さらに好都合なのは、川岸に「雁木」がたくさん保存されている、ということです。 雁木というのは古くから水上交通に使われた、川岸から川面に降りていく階段のこと。 全国の雁木の半分以上が広島にある!という事実に驚きました。 いよいよ川面へ繰り出すための準備に移ります。 慣れないウェットスーツを着用して、パドルやボードをみんで運びます。 二人がかりで持ったのですが、これが思いのほか重い。用具はデリケートですから扱いは慎重に。 ドキドキですが、わくわくな気持ちも膨らみます。 川岸に着いたら、先生のリードで入念にストレッチ! 普段使わないような筋肉がほぐされて、太ももがびっくりしています。 続いてパドルの使い方。一列に並んで、基本となる漕ぎ方を練習しました。 うーん、二の腕が早くも痛い。最後までこぎきれるか少し不安です。 さあ、いよいよ入水! 一人一人、ボードに正座してこぎ出していきます。 なんだか一寸法師がたくさん川に浮かんでいるみたいで可愛いい。 ぐらぐらしながらそっと立ち上がるとバランスが悪い悪い! 恐る恐るこいでいたら岸で見ていたスタッフに腰が引けとるよー!と言われました(笑)。 しばらくはボードの上でバランスをとることや、立ってこぐことで必死でしたが、 ある時ふっと顔を上げると、川と川の分かれる地点に来ていて、 目の前には基町の高層アパートが見えてきました! なんだか、川の上って視界が広いなー。 普段、街の中で生活していると背の高い建物や、大きなもの、 例えば橋や地形なんていうものの全体像を見ることって出来ていないんだなと感じました。 川の上に立っていると、川と岸の形が意外にくねくねしていることも気になりました。 道路は真っ直ぐきれいに整備されて、カーブしていてもきれいな線ですが、 川と岸の形は曲がり放題で、ぐにゃぐにゃクネクネ。でも街に溶け込んでいる。 川って生き物みたいだなぁと思いました。 一旦雁木に寄って休憩をした後、一路原爆ドームを目指して川を下って行きます。 引き潮だったのですが、向かい風を体で受け止めてしまい全然前に進まない! こいでもこいでもあんまり進まんー、疲れたー…。 と思っていると、西川先生が「頑張ってこげよー!」と喝を入れてくださいました! なんだか部活の先生みたいで面白かったです。 相生橋をくぐって、原爆ドームの前に。 たくさんの人が川岸のベンチに座ったり、原爆ドームの前を歩いています。 たくさんの人の視線を感じ、思わず目のあった人に手を振ってみました。 相手も、面白そうに手を振り返してくれました! やったー! SUPをしているだけで街の人気者になれそうでした! そして一人ずつドームの前までこいでいって、記念撮影! 世界遺産とSUP。初めて見る組み合わせ。 いつか広島の日常の風景になったらいいなと思いました。 放課後、みんなで教室の『MAGICISLAND』でお茶をしました。 先生によると、SUPの面白いところは自分でどこでも行けてしまうことなんだとか。 今回の授業では原爆ドームの前までパドルでこいで行きました。 でももう一つ、広島には世界に誇る世界遺産「厳島神社」がありますよね! 自分で鳥居のところまで行って、くぐって神社まで行けるかも!と想像すると、 もう楽しくて楽しくて! 川や海、そして水辺に世界遺産がある広島ならではのSUPの楽しみ方。 自然がもっと身近に、街がもっと面白く見えてくる、そんな体験でした! (ボランティアスタッフ 沖野ひとみ)

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2011年05月21日(土) 10時15分 ~ 13時30分

教室:MAGICISLAND(マジックアイランド)

「SUP~スタンド・アップ・パドルボード~」とは、 インナーマッスルを鍛えることに適した、全身を使うワークアウトとして、 また、クルージングや波乗り、ヨガやフィッシングを楽しめるツールとして 数多くの可能性を秘めた水上の新スポーツです。 ハワイで発祥し、ワイキキやマイアミ、地中海などのリゾートに浸透。 ヴェニスやアムステルダムなど、欧州の川の街でも日常の風景のなかに SUPを楽しむ人の姿が見られはじめています。 サーフボードによく似た、専用のボードに乗って水面に立ち 一本のパドルを手に自分のペースでクルージング。 自転車をこぐように水面を進みましょう。 広島は川の街。SUPがあれば、街は川ごとフィールドになります。 水面には車もいない、信号もない。川の流れや潮の満ち引きのなかで ストレスフリーな自然の中にいる感覚を味わえます。 この授業では、天満川、本川、元安川の川面でSUPを実体験。 先生は、サーフショッップ「MAGICISLAND」店主の西川隆治さん。 主な内容は、SUPの基本的な操作やパドルの漕ぎ方、川での注意点等のレクチャーと 小網町から平和公園までのリバークルージングです。 今回はボードやパドル、ウエットスーツなど、必要な用具一式は用意されています。 陸上での日常とは違う角度で、街中にある自然を発見! フィットネスとして効果的な、パドリングの基本とは? 初夏の光が輝く、美しい広島の水面で学んでみませんか? □SUP参考写真リンク 1 元安川をのんびりクルージング 2 サーフィンのように波乗りも! 3 水面でヨガをしたり 4 釣り(狩り!?)もできます! 【授業の流れ】 9:45 受付開始(授業開始の30分前) 10:15 授業開始 自己紹介 10:20 SUPの概要講義(歴史・展望など) / ウエットスーツの着用 10:45 天満川の雁木に移動 / 基本操作の練習 11:15 天満川・本川・元安川でのリバークルーズ実習 13:30 授業終了 / MAGICISLANDで着替え / 解散 【集合場所】 MAGICISLAND (広電 土橋駅より徒歩3分) 【注意事項】 ※傷害保険代等(リクリエーション保険)として400円を頂きます。 【持ち物】 動きやすい服装、ビーチサンダル、サーフトランクス(ナイロン製など撥水性の良いショートパンツでも可)、濡れてもいいTシャツ、バスタオル、飲み物 ※ボードやパドル、ウエットスーツなど、必要な用具一式は用意されています。 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 当日キャンセルの場合、下記の連絡先にご連絡下さい。 【交通手段】 お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。 (授業コーディネーター 石田純平)

<先生>

西川隆治 / MAGICISLAND 店主

四半世紀をサーフィン、ウインドサーフィン、カイトボード等のウオータースポーツとともに過ごす、スノーボード暦も23年で、西日本スノーボード協会の教育部長を努めるなど、普及活動にも尽力。最近ではヨガを通してライディングフォームを分析したりユニークなインストラクションに定評がある。広島在住。

<教室>

MAGICISLAND(マジックアイランド)

住所:広島市中区小網町7-12 アクセス:市内電車/西広島行(にしひろしまゆき)・江波行(えばゆき)で「土橋」下車 徒歩3分

自然にふれあうスポーツをとおして、仲間と素晴らしい時間を共有する。日常では体験できないような景色や空気を感じる。そんなネイチャースポーツの楽しさを伝え続けているスポーツショップ。サーフィン、ボディーボード、 ウインドサーフィン、カイトボード、スタンドアップパドル、スノーボードなどの販売やスクールを実施。店内には、ゆったりとくつろげるカフェが併設されている。 website:http://www.magicislandsurf.com/

カテゴリ:【体育 / 環境】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :5人

参加対象:どなたでも


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