ジン大の社会科見学シリーズ #07広島市中央卸売市場 食肉市場

広島市中央卸売市場 食肉市場の見学に行ってきました。 案内して下さったのは、担当の沖土居さん。最初に管理棟内の会議室でスライドを見ながら「食肉市場の概要」の説明がありました。全国各地から運ばれた牛や豚は抜き取り検査でなく1頭ずつ検査されるそうです。検査は、食肉衛生検査所の獣医師によると畜検査員によって生体検査、解体前検査、解体後検査、精密検査、BSE検査等が行われています。これらの検査に合格したものだけが枝肉に加工され、牛は15ランク、豚は5ランクの格付に評価されます。広島牛として認定されるのは、黒毛和種で肉質等級が4以上の牛だそうです。 お話を聞いたのち、全員白衣と帽子と長靴に着替え、本館棟のせり場へと移動しました。扉を開けるといきなり肉の塊(枝肉)が吊るされていました。牛は500~600kg、豚は70~80kgくらいだとお聞きしました。1日に牛40頭分、豚250頭がおもにせりで売られているそうです。肉の質や脂肪の入り具合、肉牛と乳牛の体の作りの違い、枝肉に腎臓が残ったままになっている理由など、獣医師の方が実際に枝肉を指しながら説明して下さるのでとてもわかりやすかったです。 せりが始まると大きな肉の塊(枝肉)が、仲卸業者や売買参加者の前に流れていき、最高額を応札した買受人が落札となるそうです。格付や重量、畜種で値段が全く違うことも説明を聞いた後だったので、初めてでもわかりやすかったです。せり落とされた枝肉は、購入者のスタンプが押され、加工施設に運ばれて脱骨、部分肉に分けられ、真空状態でスーパーや精肉店等へ流通していくそうです。 最後に食肉衛生検査所に移動し、概要説明の中であった各種検査等について、試験室を見学しながら詳しい説明を受けました。食肉による食中毒などの健康被害を未然に防ぐためのいろいろな検査が行われ、それによって私たちの食の安全が守られているのだということがよくわかりました。 広島市食肉市場では、年間約1万頭の牛と約6万頭の豚が取扱われているそうです。日頃スーパーなどでお肉を買って食べていてもなかなか意識できないのですが、私たちはその命をいただいているのだということをきちんと理解し、感謝して残さずいただくこと、そしてひとりでも多くの人にそのことを伝えることができたらと思いました。 レポート/やまぐち ようこ 写真/鹿渡 成樹

------------------------------------------------------------ <授業詳細> 2013年12月19日(木) 09時00分 ~ 11時30分

教室:広島市経済観光局中央卸売市場 食肉市場

ひろしまジン大学の社会科見学シリーズ第7回目は、 西区草津にある「広島市中央卸売市場 食肉市場」を見学します。 食肉市場は、広島市及びその周辺地域における 食肉流通の拠点としての役割を担っています。 みなさんの食卓に並ぶお肉は、 この食肉市場のいろんな検査を受けて合格したものだけが届けられているのですが、 果たしてその過程がどのようになっているのかって、 普段の生活からは知ることができませんよね。 近年は口蹄疫や東日本大震災に起因する放射性セシウムに汚染された 稲わらを食べた汚染牛肉の流通などの食の安全・安心や品質管理に対する消費者の関心が高まっています。 今回はそういった食肉の安全性や、流通の仕組みを理解するために、広島市食肉市場を見学します。 さらに、広島牛などの優良な和牛も多く出品される「せり会」(年間20~30回実施)、の見学にも参加します! 枝肉の評価は、専門の格付員がランク付けをしています。 最高ランクのお肉がどうやって取引されているのか、実際に「せり会」を見学してみましょう。 普段、何気なく口にしている食肉ですが、食卓に並ぶまでの過程を見学してみませんか? *枝肉…牛や豚の頭、肢(あし)の先、皮、内臓を取り除き背骨を中心に二つに切り分けた状態のもの。 ~~~~「ジン大の社会科見学シリーズ」とは~~~~~~~ 広島には国内のみならず、世界でも注目される優良企業がたくさんあります。 そんな活躍する企業さんも、私たち広島人にとって誇りのひとつ。 また、普段の生活で関わりながらもあまり知らない公共施設も多いのでは? このシリーズは、 広島県内にある会社や工場などの『見学ツアー』に参加する特別企画です。 オトナの視点で社会科見学してみませんか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【見学の流れ】 08:30 受付開始(管理棟1F玄関前に集合) 09:00 見学開始  09:05 概要説明  09:40 枝肉・せり見学  10:15 試験室見学  10:45 部分肉加工所映像、質疑等 11:00 アンケート記入・集合写真撮影 11:30 見学会終了 【注意事項】 ○見学は市場職員が引率します。自由見学はありません。 ○見学時には白衣、長靴、帽子(メッシュキャップ)を着用していただきます。 (食肉市場にて用意しますが、小学校低学年の方などサイズによっては準備をお願いすることもあります。長靴のサイズが27cmを超える方は持参ください。) ○見学中の写真撮影は禁止します。また、場内では、トラックやフォークリフトなどが往来していますので、担当者の誘導又は指示に従ってください。 ○安全性や衛生性確保のため、未就学児やペットを連れての見学はお断りします。 ○市場内では食肉の販売はありません。 ○市場内は禁煙です。 ○せり場の室温は10℃程度なので、各自防寒対策をお願いします。 ○水分補給については管理棟会議室内のみ可能です。 【集合場所】 広島市経済観光局中央卸売市場 食肉市場 管理棟1F玄関前 (広島市西区草津港一丁目11番1号) ※商工センター内は同じような建物が多く迷うおそれがあります。 時間に余裕をもって集合してください。 【駐車場】 食肉市場 正門を入って左側 来客用へ駐車下さい。 ※正門の守衛に、見学会での来場の旨を伝えてください。駐車場所の指示があります。 【持ち物】 ・筆記用具 ・長靴のサイズが27cmを超える方は清潔にした状態で持ち込み下さい。 ・防寒用ジャンパーなど 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 【当日連絡先】 070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局) ※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。 (授業コーディネーター 大田一朗) ===================================================== ※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。 ご希望の方はお申込画面へお進みください。 =====================================================

<先生>

沖土居 一隆 / 広島市経済観光局 中央卸売市場 食肉市場 第一業務係

広島市経済観光局 中央卸売市場 食肉市場 第一業務係として食肉の安全性や流通の仕組みを伝えるため、市場の見学会を行っている。

<教室>

広島市経済観光局中央卸売市場 食肉市場

住所:広島市西区草津港一丁目11番1号 アクセス: (1)最寄の駅     JR新井口駅又は広島電鉄草津南駅 (2)最寄駅からの距離     JR新井口駅から約1.8km、広島電鉄草津南駅から約1.3kmです。 (3)駅からの交通手段 ○JR新井口駅をご利用の場合 ・アルパークバスターミナルの2番乗り場から、中央市場前まで巡回バスがありますが、 バス停から食肉市場正門まで徒歩で約10分かかります。また、お帰りの際の時間帯にはバスがありません。 (必要であればタクシーを手配します。) ・アルパークバスターミナル横にはタクシー乗り場があります。食肉市場までの料金は700円~900円程度です。 (バス時刻http://www.hirobus.co.jp/route-bus/documents/28/28-12.pdf) ・JR新井口駅から徒歩で行く場合、30分程度かかります。 ○広島電鉄草津南駅をご利用の場合 接続する公共交通機関がありませんので、徒歩又はタクシーを利用していただくようになります。 (4)自家用車でご来場の場合 正門の守衛に、見学会での来場の旨を伝えてください。駐車場所の指示があります。

広島市中央卸売市場食肉市場では、広島市及びその周辺地域における食肉流通の拠点としての役割を担ってきました。近年卸売市場を取り巻く環境は大きく変化しており、とりわけ、食の安全・安心や品質管理に対する消費者の関心が高まっています。開設者(広島市)が卸売業者をはじめとする市場関係者と一体になって、市民に「顔の見える市場づくり」を目指して取り組んでいます。 広島市食肉市場HP

カテゴリ:【社会科見学】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :7人

参加対象:小学生以上