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​お知らせ

体の「冷え」について知ろう  ~マアルさんに学ぶあったか生活のススメ~

カラダもココロも、あったかいんだから♪

 白島にある、天然素材の肌着などを製造・販売している「marru」(マアル)で、同店代表の櫻木直美さんを講師にお迎えし、体の「冷え」について学ぶ学ぶ授業が行われました。参加者は女性9名!スタッフ講師もすべて女性で、「女子会」のような和気藹々とした雰囲気で、授業は幕を開けました。  まずは櫻木さんが、「marru」をはじめたきっかけから。 現在15歳の長女は、生後2か月からひどいアトピー性皮膚炎。どうすれば治せるのか、頭の中はアトピーのことでいっぱいで、代われるものなら代わってあげたい…と思っていた矢先、30歳を迎えた櫻木さんも、ある日痒みが全身に広がり、アトピーだと判明。全ての基本は体作りだと感じ、様々な勉強会に参加しはじめたとのこと。広島に転居後、アトピーの子どもを持つママ友と知り合い、布ナプキンを広める活動や肌着作りを始めたことが「marru」設立に繋がり、今年で5年目を迎えます。 最初のテーマは「経皮毒」のお話です。外部のものが人間の内部に侵入するルートは3つ。飲食による「経口吸収」、空気を吸い込み肺に取り込む「経気道吸収」、そして、皮膚に触れて吸収される「経皮吸収」です。そのうち「経皮吸収」は、生理にも大きく関わりがあります。上腕内側の吸収度合いを1とすると、陰部の吸収率は何と43倍!経口吸収や経気道吸収とは異なり、肝臓や肺といった解毒の臓器を通過しないため、吸収されたものは10日で10%分解されればよい方で、残りはそのまま体に蓄積されていきます。 市販の一般的な生理用紙ナプキンの素材は、3~4割が石油由来のものです。また、コットン100%を謳っていても、高機能になればなるほど強い薬品が多く含まれています。そのようにして出来た紙ナプキンは、水分を含むと化学反応で毒素を生み出し、陰部を通して子宮に直接溜まっていくのです。そのことは生理痛にも大きく影響しており、胎児を宿した時にも影響が出てきます。ここで最初のお話が終了し、3人ずつのグループで感想を共有します。 その後、2番目のテーマ「下着の締め付けや素材のお話」へ。 私たちが身に着ける服に使われている素材といえば、綿、絹、ナイロン、麻、ポリエステル、レーヨン等です。例えば、服飾素材の大部分を占めるポリエステル。ポリエステルは静電気を生み出し、血管を収縮させるため、冷えを引き起こしています。綿に関しては、肌に優しいというイメージがありますが、出荷前に漂白し、滑り止めのワックスなどたくさんの薬品をつけて編んでいくため、そうとは言えないのが現状です。また、ソケイ部を締め付ける下着を付けていると、血流が悪くなり体を冷やすことにつながります。寒いからとガードルを身に着けると、ソケイ部が締め付けられ、静電気もあいまって履けば履くほど冷えるという悪循環が生じているのです。 再びグループでの感想の共有後、最後のお題「生理と布ナプキンの話」へ。 生理は、骨盤の開閉と共に28日前後で定期的に巡ってくるものですが、現代女性には骨盤が自然に動かない人が多いとのこと。その原因とは、TVやPCや携帯が普及した現代人が酷使している「目」にあります。目と子宮は密接に繋がっていますが、現代女性は目を使いすぎているため、その動きが上手く行えなくなっているのです。昔の人たちはそのメカニズムは知らなくても、出産後は目を使わないようにすることなど、暮らしの中で自然に目を守る習慣が身についていたそうです。「marru」では、女性の特権である生理を、自然なアプローチでいい状態で迎えるため、以下の3つの提案をしています。 (1)「初日と2日目は、極力目を使わない」 →生理痛がひどい人には、IT企業勤務など、PCをよく使う人が多い。 (2)「初日と2日目は、頭を洗わない」 →頭を濡らし冷やしてしまうと、温めるために血がのぼってしまうので、洗うとしても自然乾燥は厳禁。すぐ乾かして、冷やさないようにする。 (3)「腰から下を温める」 →三陰交(足の脛の内側にある、女性器のツボ)を刺激してよくほぐす。その他、足首を日頃から柔軟にして体を冷やさないようにする。ハイヒールは足首を固定して体を冷やすので、生理中は平たい靴を着用。これらに加えて、万能の自然療法「足湯」もおすすめとのこと。  ここで「marru」の看板商品・布ナプキンが登場。一人ひとり手に取り、その柔らかさに感激しました!  最後の感想&質問タイムでは、布ナプキンの使用方法や持ち運びについても質問が集中。紙ナプキンと違って臭いはないことや、出先で替えた時はジッパーつきビニール袋に入れ持ち帰ること、アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)を使用した洗い方などを教わりました。更に、布ナプキンに着いた経血の状態や落ち方は、ここ1か月の自分の生活や健康状態を表す鏡。まさに「デトックス」としての生理を体感することができます。 授業が終了しても、櫻木さんが熱く紹介された店内の商品に目が行ってしまうのが性というもの。商品について、あれこれ話し合いながら、多くの参加者(とスタッフ)が、店内の商品をお買い上げ。あれこれ悩みながら選ぶのも醍醐味です。 デリケートな問題でも、みんなで話し合えば、ちょっとしたきっかけで解決方法が見つかり、更に大きな輪が広がるもの。今回の授業を機に「marru」の輪が広がっていくのは、言わずもがなでしょう。冬はまだまだこれからですが、自分の体とうまく向き合って、心も体も温かく快適に過ごしていきましょう。 ■レポート/伊澤志保子 ■写真/永田綾乃

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2015年01月18日(日) 14時00分 ~ 16時00分

教室:marru

女性の多くの方が抱えている悩み、冷え性やむくみ、生理痛。 これらのことが身に着ける肌着の繊維や締め付けによるものから きているかもしれないことを、みなさんは知っていますか? 身の回りのどんなものが体を冷やしているのか。 体を冷やすと体にどんな不調が現れてくるのか。 体の「冷え」とは何かについて学んでいきます。 教室は白島にある、天然素材の肌着などを製造、販売しているマアルさん。 むくみや生理痛、冷え症で悩む多くの方に信頼されているお店です。 広島の冬はこれからが本番。 まだまだ寒い冬を乗り切るヒントを、 マアルの代表、櫻木直美さんから一緒に教わりましょう。 【授業の流れ】 14:00 授業開始 14:15 ①経皮毒のお話 14:35 おしゃべりタイム 14:40 ②下着の締め付けと素材のお話 15:00 おしゃべりタイム 15:05 ③生理と布ナプキンのお話 15:25 感想&質問タイム 15:40 記念撮影・レポート記入 16:00 授業終了 ※女性限定授業です。 ※椅子が必要な方は事前に申し出て下さい。 ※走り回るお子様の参加はご遠慮ください。 【集合場所】 マアル実店舗 1階 (広島市中区白島北町10-23 白島駅徒歩3分) 【持ち物】 筆記用具 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 【交通手段】 お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。 【当日連絡先】 070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局) ※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。 (授業コーディネーター 三好綾奈) ===================================================== ※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。 ご希望の方はお申込画面へお進みください。 =====================================================

<先生>

櫻木直美 / 「marru」 代表

人と人、地球とワタシ、みんなマアルくつながろう、がコンセプト。 お肌とココロに寄り添う布ナプと肌着あれこれ、を企画、販売しています。布ナプキンを使うことによってカラダが、きもちが、どんどん楽に解放されていく面白さを知っていただけたら、と布ナプの種まき活動しています。広島の女性の笑顔をもっと増やすお手伝いがしたいです。 website:「marru」Website>>>

<教室>

marru

住所:広島市中区白島北町10-23 アクセス:白島駅徒歩3分 白島の住宅地にある、肌着・布ナプキンなどを取り扱うお店。オーガニックコットンを中心とした、オリジナル製品の企画、製造、販売を独自にしている。包みこまれるような温かい雰囲気の店内でお茶を頂き、スタッフとゆっくりお話しながら商品を眺めることが出来る。 Website: http://marru.net/

カテゴリ:【生活】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :10人

参加対象:冷えやむくみ、生理痛に悩んでいる、または自分の体について理解を深めたい女性。テーマに興味がある女性。

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