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恋する音戸 ~ウラ通りまち歩き~

2016/10/22

 

島ののどかな雰囲気とノスタルジックな街並み、そこに暮らす人たち

 

呉にある大きくて真っ赤な橋を見たことがありませんか?呉市と倉橋島を結ぶ音戸大橋は、その印象的な外観と、ぐるぐると回るコースで、一度通ったら忘れられない橋です。


今回の授業ではそんな音戸大橋のたもとでカフェと生活雑貨のお店「天仁庵」を経営する数田祐一さんを中心に音戸で暮らす人々にお話を伺いました。

店主の数田さんは代々続く呉服店の創業130年目を機に「天仁庵」をリニューアルオープンしました。人口の減少に伴い、昔のような賑やかさが失われていく中で、人が集まる場所にしたいと思いお店をオープンしました。素材や器にこだわり、おしゃれな作りは2012年に呉市の美しいまちづくり大賞を受賞するほど。天仁庵の二階ではワークショップや展示会などを開催し、人々の交流の場となっています。

まずは「音戸観光文化会館うずしお」にて集合後、呉観光ボランティアの会の方から音戸の歴史について説明していただきました。平清盛が切り開いたと言われる音戸は、毎日多くの船が行き交っており、海上の銀座と言われています。その後、みんなで日本三大舟唄の一つと言われる「音戸の舟唄」を熱唱しました。

次に、音戸の街歩き。かつて音戸は銀行や造り酒屋が複数軒あり、現在は使われていない古い建物も多くあります。まるで昭和にタイムスリップしたような雰囲気。

そして、日本一短いと言われる音戸渡船に乗船。岸から対岸が見えるため、時刻表はなく、お客さんが見えたら船が出発する仕組み。ちょうど満潮のタイミングだったため船はかなり揺れ、手すりにつかまっていないと海に落ちそうで、スリル満点でした。渡船からは、横を行き交う漁船を間近に見ることもできます。

その後、民家の空き家を改装して始めたギャラリー「壱」とanneau(アノー)を訪問。壱は陶芸家である佐々木しずさんが作る器と陶芸教室を兼ねたスペース。anneauは天仁庵で働く小西さんが開く雑貨屋さん。お二人とも数田さんの知り合いです。

最後に、会場を天仁庵のカフェに移し、ケーキとコーヒーをいただきながら、数田さんと天仁庵に野菜を提供している農家の清岡さん、長年の友人で音戸が気に入って1年前から住み始めた井田さん、佐々木さんと小西さんから音戸での生活についてお話を伺いました。

天仁庵の名前の由来は、天も仁も「二人」という漢字から成り立っているように、「人は一人では生きていけない、人とのつながりが全てを作っていく」との思いからです。その言葉どおり、数田さんとその周りの方との間にはほんわかとした居心地のいい雰囲気が流れていました。

今回のツアーは狭い範囲ながらも音戸の魅力を十分に感じることができました。島ののどかな雰囲気とノスタルジックな街並みを味わい、そこに暮らす人たちの思いをきけて、参加の学生さんからは「敷居のない人間関係を思い出した」との声も。みなさんもぜひ音戸を訪れてみてくださいね。


■レポート/堺原 恵
■写真/岩見 暢浩

 

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<授業詳細>
 

2016年10月22日(土) 13時00分 ~ 16時15分   

教室:音戸のまち

 

平清盛が一日で切り開いたと言い伝えられる「音戸の瀬戸」。
瀬戸内海に浮かぶ倉橋島の北部に位置する音戸は、
古くから漁業が盛んで内海の寄港地として栄えていました。

この地の象徴ともいえるのが、2本の赤いアーチ型の橋。
音戸大橋と呼ばれるこの橋のたもとには、かつて賑やかだった旧道があります。


路地には銀行や商店、銭湯など昔ながらの建物も多く残され、
懐かしい昭和の町並みを味わうことができます。
現在はほとんどの店が閉じてしまいましたが、
近年、音戸に魅せられた人たちが店やギャラリーをオープンさせるなど、
新たな動きが生まれつつあります。

そこで、今回の授業では、音戸に恋する人たちと一緒にウラ通りを巡ります。
懐かしい町並みをぶらぶら歩いた後は、
゛日本一短い定期航路゛として親しまれている
名物の渡船に乗船し、ショートトリップを楽しみましょう。


町歩きの締めは、130年続く呉服店を改装したカフェと
生活雑貨の販売スペースを併設した「天仁庵」を訪問します。
新たなるムーブメントの中心的役割を担う店主の数田祐一さんに、
音戸に対する思いやこれからについてじっくりと話を伺います。


【授業の流れ】
12:45 受付開始(おんど観光文化会館 うずしお)
13:00 授業開始・オリエンテーション
1.音戸の町並み散策
2.音戸渡船(往復)
3.数田さんのお話in天仁庵
4.アンケート、集合写真
16:15 授業終了

※実費600円(保険代、渡船代)がかかります。
※天仁庵での飲食代は各自、実費をお支払いください。


【集合場所】
おんど観光文化会館 うずしお
(広島県呉市音戸町鰯浜1丁目2−3)

【持ち物】
歩きやすい格好、実費600円

【入場】
集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。

【交通手段】
◆交通機関ご利用の場合
JR呉線「呉駅」下車
呉駅前バス停 3番乗り場(広島電鉄)

倉橋方面行「請石行き」「藤の脇行き」「室尾行き」で「清盛塚」下車
◆自家用車でお越しの方
音戸大橋下駐車場(2時間無料)

【当日連絡先】
070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局)
※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。

(授業コーディネーター 古川智恵美)

※写真提供:Bridge

 

 

<先生>

数田 祐一 / 数田呉服店5代目

1983年3月生まれ。音戸生まれ音戸育ち。 1882年創業の数田呉服店5代目。 2012年3月、店舗をリニューアルオープンし、複合ショップ「天仁庵」を運営する。 趣味はギター。

 

 

 

 

 

<教室>

音戸のまち

【集合場所】おんど観光文化会館 うずしお
(広島県呉市音戸町鰯浜1丁目2−3)
 

瀬戸内海に浮かぶ倉橋島の北部に位置する。2本の赤いアーチ型の橋が特徴で、橋のたもとにはかつて賑やかだった旧道があり、路地には銀行や商店、銭湯など昔ながらの建物も多く残され、懐かしい昭和の町並みを味わうことができる。現在はほんとんどの店が閉じてしまったが、近年、音戸に魅せられた人たちが店やギャラリーをオープンさせるなど、新たな動きが生まれつつある。

 

 

カテゴリ:【まち歩き】
言 語 : 日本語のみ
定 員 :12人

参加対象:どなたでも

 

 

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