発見!わたしの海田マップ。
小雨が降る土曜日の朝、広島駅から各停で3つ目、海田市駅へと降り立つ。目指すは海田公民館だ。Googleマップを頼りに会場に向かい、3階の視聴覚室に入ると、そこには3つの島が用意されていた。今回の授業は海田町とひろしまジン大学の合同企画、早速内容を見ていきましょう。

コーディネーターから「みんなでワークショップを作ろう」という今回の趣旨説明があり、授業スタート! 次いで、まち歩きの”セミプロ”平尾学長から「旅するように、楽しもう!」と言葉をもらいます。

西田町長のご登場。海田町の素晴らしさをコンサル顔負けのプレゼン資料でユーモアを交えながらお話いただきました。また、町役場の宮垣課長から今回まち歩きをする3つのエリア、市街地、歴史地区、ディープスポットについて教えてもらいました。

その後、自分が歩きたいエリアのテーブルに移動し、4人1組のチームを組んで作戦会議です。どう回るのか、どこでランチするのか、テーマをどうするのか、などをお互いに話し合いました。準備ができたチームから、いざ、出発です。

まち歩きが始まる頃には、雨も止み、気になっていた寒さも感じないほどの良い気候となりました。市街地チームに同行しましたが、なんと西田町長が特別にご案内してくださることに!

地元生まれの町長は、すたすたと歩きながら、寺社仏閣、町家、町の成り立ち(川を移動させて作られたそう!)、狭い県道や広い町道、海田町の地下シャレオ(!)などを教えてくださいました。

忘れてはいけないのが、日本人初の金メダリスト織田幹雄さんが過ごした小学校が海田小学校なのです。校内にある3本あるポールの真ん中が、なんとその幅跳びの記録15.21メートルを表しているんだそうです。

すれ違う町民に手を挙げて笑顔で挨拶したり、お昼スポットをたくさんご紹介いただいたりと、西田町長は町のことは全てご存知の様子。当初の予定エリアを大幅に逸脱して、おすすめの魚料理屋さんでランチをいただきました。

海鮮丼、牡蠣卵丼など思い思いのメニューを楽しんだ後は、市街地エリアを散策して公民館に戻ります。
ここで歴史エリアからのレポートを紹介します。
行って来ました歴史エリアの散策。大賀がレポートします。

まずはおばあちゃん店主の”なかみせ”でお好み焼きを予約してから散策開始(計画的なチームなのです。)

町歩きといえばデザインマンホール(でしょ?)。海田はひまわり!!

レトロ建築の海田町役場。昭和なレトロさにじんわりきます。今は新しい役場を建築中なんだとか。

古い場所といえば、やっぱり町の神社。熊野神社に到着です。小さいですが写真奥の石段は一段一段が全て一枚の石!寄贈されたのは文政七年(1824年)。江戸後期です。歴史散策って感じになってまいりました。

ビルの上にあるように見える観音様(アングルがそうさせるだけでちゃんとしたお寺の観音様です。)

ギブスをはめた鳥居。気になります。

見晴らしスポットもあります。季節の花も所々に植えてあり、渋い道でしたね。

太子寺。海田を見下ろすお寺です。

寺を降りて、西国街道へ戻りました。たくさんの旧家が点在する街並み。歩いていると昔から今へと繋がる町の営みがじんわり染み入ってきます。
